インスリン不足

ペットボトル症候群で糖尿病に

現代の日本の暑さは尋常じゃありません。
昔は夏場暑くても30℃を超える日というのはそうありませんでした。
でも今は毎日30℃越え、いえ、35℃を超える日も少なくありません。
熱中症にならないようにしっかり水分を補給する必要がありますが、ペットボトル症候群になってしまう方もいます。

ペットボトル症候群は1990年代にある高校生が清涼飲料水を水のかわりとして大量に飲み、意識障害を起こして病院へ搬送されることがあり、それ以降、同じようなケースがあったことでペットボトル症候群という名前が付きました。
年齢を重ねるとお茶や麦茶など味のない水分の摂取が多くなりますが、高校生や20代の若者などペットボトルで糖分が多い清涼飲料水などを大量に摂取する傾向にあります。

例えば激しいスポーツを行っていて、その途中でスポーツドリンクを飲み糖分や塩分を補うという事ならいいのですが、大量に飲んだり、通常の生活を送っている方が水代わりに甘い味のある飲み物を飲み続けるなどすれば、糖分過多となってしまいます。
それに糖分は飲み物だけに限らず、食べ物の中にも含まれていますので、こうした糖分を過剰摂取している生活が継続すると糖尿病のリスクが出てくるのです。

普段から糖質過多となっている方が高血糖状態になり、喉が渇くことから清涼飲料水を飲み、頻尿、喉が渇く、という事を繰り返しそのうちあまりにも大量に糖分が摂取されると急性糖尿病による意識障害を引き起こしてしまいます
清涼飲料水が全て悪いという事ではなく、糖分がどのくらい含まれているのかをチェックする事、出来るだけお茶や水など味のないものを飲むようにすること、またスポーツドリンクなどは2倍くらいに薄めて飲むと胃から排出される時間が短くなるので、体内に必要な塩分を腸でうまく吸収できるようになるということです。
糖尿病はお酒とか、食生活の中に原因があるというだけではなく、若い人も飲み物など、十分気を付ける必要があるという事をしっかり理解しておきましょう。


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